よくわかる集金代行サービス口座振替代行サービスの比較ポイント
「口座振替」の導入をご検討の方の中には、いろいろな会社を見比べ過ぎて、どこを比較して代行業者を決定すればよいのか、悩んでいるという方も多いと思います。
口座振替を初めて導入する場合、何を基準に選んだらよいのか、どのポイントが重要なのか分かりませんよね。
そこで、口座振替代行サービスを検討する際に、比較するべき重要なポイントをまとめてみました。このページが口座振替代行サービスを比較検討する際に、お役に立てば幸いです。
この記事の目次
1) 口座振替代行サービスの導入方法を比較する
企業さまや個人事業主さまが代金の回収に口座振替を利用したいと考えた場合、大きく2つの導入方法があります。
- 金融機関に口座振替を依頼する
- 集金代行(決済代行)業者に口座振替を依頼する
中小企業さまや個人事業主さまが口座振替を行う場合は、集金代行業者(決済代行業者)の口座振替代行サービスを利用して、口座振替を行う方法が一般的です。
というのも、お客さまによって口座を持っている金融機関はバラバラであることが多く、中小企業さまや個人事業主さまがひとつひとつの金融機関と口座振替の契約を行い、毎月金融機関ごとに振替請求を行うのは難しいからです。
また、ひとつの金融機関とだけ口座振替の契約※1を結び、お客さまにはその金融機関に口座を作って貰うという方法もありますが、お客さまによっては、貴社への支払のためだけに新しい口座を作るのは面倒だと感じられることもあるでしょう。結局、他の支払方法を別途用意することになり、集金作業の効率化はあまり図れないかもしれません。
その点、集金代行業者(決済代行業者)は複数の金融機関※2と口座振替の契約を結んでいるため、集金代行業者(決済代行業者)に請求金額のデータを送信するだけで、集金代行業者(決済代行業者)が貴社に代わり全国の金融機関に請求を行い、集金を代行します。また、貴社に代わって集めたお金は、一括して貴社指定の口座に振込いたしますので、入金管理がとても楽になります。- 金融機関によっては、他金融機関への振替請求ができるサービスを提供しているところもあります
- 集金代行業者(決済代行業者)によって取扱金融機関は異なります
2) 口座振替代行サービスに必要となる手数料を比較する
口座振替を利用する際には、手数料が発生します。名目は企業ことに異なりますが、おおよそ以下のような手数料が掛かります。
- 初期費用、導入費用
- サービスの契約時、初期導入時に必要となる費用です。
- 基本手数料、月額基本料
- 月ごとに必要となる基本料です。請求した月のみ手数料が必要となる代行業者や、請求に関わらず毎月支払いが必要な代行業者があります。
- 取扱手数料、決済手数料
- お客さまへのご請求1件ごとに掛かる手数料です。
- 口座振替届出書、口座振替依頼書
お客さまが口座振替を行う口座を銀行に届け出るための帳票です。この口座振替届出書は、金融機関または集金代行業者(決済代行業者)が用意しており、無料または有料で貴社に提供されます。
弊社では複写式の口座振替届出書を有料にてご提供しております。無料でPDF形式などの口座振替届出書を配布されている集金代行業者(決済代行業者)もありますが、弊社では、金銭に関わる大切な口座振替届出書だからこそ、きちんとご依頼主さま・貴社の手元に控えを残す必要があると考え、複写式の帳票を採用しております。
- 振込手数料
- 集金代行業者(決済代行業者)が集金したお金を、貴社の口座に振り込む際に必要となる手数料です。
- 緊急停止処理手数料
- なんらかの理由で、金融機関に集金データを送信後に引き落しを取り止める必要が生じた場合に、金融機関に緊急停止措置を依頼した場合に必要となる手数料です。
集金代行業者(決済代行業者)を比較する際には月額手数料や請求手数料だけではなく、これら以外の費用も含めて総合的に比較検討されるようおすすめします。
ちなみに弊社は以下のような料金体系となっております。料金は請求件数により異なりますので、ぜひお見積りをお申し込みください。
初期導入費 | 無料 |
---|---|
基本手数料 | 3,300円(ご請求のあった月のみ) |
取扱手数料 | 有料(請求件数に応じて) |
口座振替届出書 | 有料 |
緊急停止処理手数料 | 無料 |
3) 口座振替代行サービスに掛かる作業が簡単に行えるか比較する
”価格”にばかりに頭がいってしまい、意外と見落とされがちなのが、口座振替請求・結果確認がスムーズに行えるかです。いくら費用が安くても、毎月の業務負担が増えるのでは、集金代行サービスを利用するメリットが半減してしまいます。
複数の代行業者を比較する際には、以下のポイントもチェックしてください。
1.口座振替作業用のシステムが集金代行業者側で用意されているか? または貴社にて用意しなければならないのか?
お客さまの口座から代金を振替えてもらうためには、振替を指示するための集金データ(請求データ)を作成し、そのデータをなんらかの方法で金融機関または集金代行業者(決済代行業者)に送信する必要があります。作成・送信の手段としてどのようなものが用意されているのかを確認してください。
集金データは、多くの場合「全銀フォーマット(固定長)」という決められたデータ方式に則って作成するのですが、専用のソフトなどが用意されていない場合は、貴社側でこのフォーマットのデータを作成できるソフトなどを用意する必要があります。
また、インターネットを使って簡単に集金データを送信できれば良いのですが、フロッピーやCD-ROMを送るなどの手段しか用意されていない場合、毎月の作業が煩雑です。
弊社では、無料の集金管理ツール「あつ丸」をご用意しており、このシステムを使って集金データの作成・送信がオンライン上で簡単に行えるようになっております。
2.ひとつのソフトで集金に関わるすべての作業が完結するか?
金融機関または集金代行業者(決済代行業者)によってソフトが用意されている場合、そのソフトで口座振替に関わるすべての業務が行えるのか確認してください。
口座振替に関わる作業としては、先にご紹介した集金データの作成の他、口座振替された集金結果の確認、口座振替が不能だった方のチェックなどの作業もあります。これらの作業ごとに別々のソフトやシステムを確認しなければならないとなると、作業が煩雑になります。
弊社の集金管理ツール「あつ丸」は、すべての口座振替業務がこのソフトで完結するようになっております。また、オンラインで使えるソフトですので、オフィスや自宅、出張先など、いろいろな場所で作業を行うことが可能※です。
- 「あつ丸」の利用推奨環境は、OS:Windows10 ブラウザ:Internet Explorer 11、Microsoft Edge、Google Chromeです。
まとめ ― ポイントをおさえて比較検討してください
口座振替代行業者を比較する際に、チェックしたほうが良いポイントをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
どの会社でも同じように見える口座振替代行サービスですが、各社少しづつ異なる部分があります。ぜひ、ポイントをおさえて比較検討の上、貴社にあったサービスをお選びください。
上記の他、集金代行サービス、口座振替代行サービスに関するご質問があれば、お気軽に大阪ガスファイナンスにお電話ください!
大阪ガスファイナンスの口座振替代行サービスで集金業務をもっと簡単に、効率的に
大阪ガスファイナンスの口座振替代行サービスとは、大阪ガスファイナンスが貴社にかわってお客さまの預金口座から、請求代金を引き落とし、集金した代金を一括して貴社に振り込むサービスです。オンライン集金管理ツール「あつ丸」で、顧客情報登録・集金データ作成・集金結果確認まですべて行えるので、集金業務の効率アップが見込めます。