よくわかる集金代行サービスコンビニ決済(コンビニ収納)の導入から運用までの流れ

日々ホームページをご覧いただいた企業さまからコンビニ決済代行サービスについてのお問い合わせを頂戴しておりますが、その中で尋ねられることが多いのが、サービス導入の手続きに関する疑問です。

「いろいろ審査があるようだけど、何が必要なの? どのくらい時間が掛かるの?」
「コンビニ払込票の印刷は誰が行うの?」
「専用のプリンターを購入しなければならないの?」
「払込票を作るのは、難しい作業なんじゃないの?」

そんな疑問にお答えすべく、今回は大阪ガスファイナンスとコンビニ決済代行サービスをご契約していただいた後の流れをご紹介いたします。これを読んでいただけば、コンビニ決済代行サービス導入までの具体的な作業がお分かりいただけると思います。

コンビニ払込票印刷の
            イメージ

この記事の目次

  1. コンビニ決済の開始までには約2.5~3か月必要です
  2. 【審査】 大阪ガスファイナンスおよびコンビニ各社による審査
  3. 【印字テスト】コンビニ各社による払込票読み取りテスト
  4. 【顧客情報登録】コンビニ決済を行うお客さまの情報を登録する
  5. 【集金データ作成】コンビニ払込票の印刷に必要な情報を登録する
  6. 【払込票印刷】コンビニ払込票をプリンタを使って印刷する
  7. 【集金結果確認】お客さまのお支払い状況を確認する
  8. まとめ ― 専用機器の購入は不要。コンビニ決済の導入は簡単です

コンビニ決済の開始までには約2.5~3か月必要です

コンビニ決済代行サービスのご契約をいただいてから、実際に月々の集金作業を始めるまでには、以下の図のようなステップがあります。

お申込み→審査→ご契約→印字テスト(プリンタチェック)→ご利用開始 (最短2.5ヵ月)

1. 弊社・コンビニ各社による審査、コンビニ各社による印字テスト

お申込みをいただきましたら、弊社による審査、次にコンビニ各社による審査があります。コンビニによる審査は約1ヶ月ほど掛かります。また、審査が通ってからは、貴社でお使いのパソコン・プリンタにて払込票が正しく印刷されることを確認するため、印字テスト(プリンタチェック)があります。各コンビニにてバーコードの読取等の確認が入りますので、このテストには約1か月ほどかかります。

このようにコンビニ各社による審査やテストが入るため、コンビニ決済代行サービスは他の決済手段と比べて、実際のサービス利用スタートまでに時間が長く掛かります。

2. 顧客情報登録、払込票印刷、集金結果確認

審査、印字テストが終了しましたら、いよいよコンビニ決済を行うための作業がスタートします。その作業はおおよそこのような流れになります。

1.顧客情報登録
弊社のオンライン集金管理ツール「あつ丸」にお客さまの情報(お名前、住所など)を登録する
2.集金データ作成
「あつ丸」にコンビニ決済のバーコード情報に必要な情報(請求金額、請求明細など)を登録する
3.コンビニ払込票印刷
「あつ丸」の払込票印刷画面から、ワンクリックで払込票を印刷
4.集金結果確認
貴社のお客様がコンビニでお支払いされた翌営業日16時以降に、「あつ丸」上にて支払の確認ができるようになる

初めに審査やテストがあるので導入のハードルが高いと思われるかもしれませんが、テストが終わってしまえば、簡単4ステップの簡単・シンプルな集金作業ですので、どのような企業さまでも無理なくご利用いただけると思います。

また、弊社のコンビニ決済代行サービスは、払込票の作成や印刷をすべて貴社にて行っていただけるところがポイントのひとつ。必要な時にすぐに払込票の作成が社内で簡単に行えますので、貴社の利用スタイルに合わせた使い方が可能です。

それでは、もう少し各ステップについて詳しくご紹介していきましょう。

【審査】 大阪ガスファイナンスおよびコンビニ各社による審査

お申込みをいただきましたら、まずは弊社にて審査を行います。この審査が終わりましたら、次はコンビニ各社による審査、という流れになっています。

審査に必要となる資料は、例を挙げるとこのようになります。

例)大学のOB会費の回収をコンビニ決済で行う場合

  • OB会代表者さまの住民票の写し
  • OB会の会則など、会の運営内容が分かる資料
  • OB会への申込書

例)通信販売の商品代金の回収をコンビニ決済で行う場合

  • 登記簿謄本の写し
  • 商品のカタログや通販サイトなど、どのような商品の代金回収に利用するのかがわかる資料
  • 注文書や通販サイトの注文フォームのキャプチャなど

基本的には上記の資料にて審査を行いますが、コンビニからさらに追加の資料を求められることがあります。その際には、都度必要な資料のご提出をお願いしております。

【印字テスト】コンビニ各社による払込票読み取りテスト

必要なプリンタは、600dpi以上のレーザープリンタ

最近のレーザープリンタは解像度600dpi以上のものが多いので、すでにレーザープリンタをお使いの場合、そのままお使いいただける可能性が高いです。

ちなみに弊社にて利用しているのコンビニ払込票印刷用のプリンタはこちらです。専用の機器ではなく、家電量販店などでも購入できる普通のレーザープリンタです。

弊社レーザープリンタ

ただし、そのプリンタにて印刷された払込票がコンビニ店頭で読み取り可能な印字品質であるかを確認するテストがあり、このテストをクリアしなければ実際にご利用いただくことはできません。このテストでは、実際に弊社のオンライン集金管理ツール「あつ丸」と貴社でご使用いただいているレーザープリンタを使って払込票を印刷していただき、そのサンプルをコンビニに送付し、読み取りテストを行います。

テスト用の払込票は、通常50枚、ゆうちょ銀行・郵便局での払い込みも可能な払込票をご利用いただく場合は1250枚印刷していただく必要があります。ご負担をお掛けしますが、コンビニ決済代行サービスの導入のためには必ず必要なテストです。

ミシン目が入った専用の払込票をご提供。2種類から用途に応じてお選びいただけます

ここで、払込票についてもご説明しておきましょう。

通信販売で商品を買ったときなどに、明細と払込票が1枚になったものを受け取ったことがある方も多いと思いますが、あのようなミシン目が入った専用の用紙を弊社でもご用意しております。この払込票に印刷していただくことで、簡単にコンビニ払込票を作成できるようになっています。

帳票サンプルA4

コンビニ払込票:帳票サンプル(A4)

お知らせや請求明細なども掲載できますので、請求書としてもお使いいただける払込票です。弊社のオンライン集金管理ツール「あつ丸」を使えば、こちらの払込票も簡単に作成・印刷が可能です。

帳票サンプルB5

コンビニ払込票:帳票サンプル(B5)

明細欄のないシンプルな払込票です。明細は別途用意される場合や不要な場合は、こちらの払込票をお使いいただいております。こちらも「あつ丸」から簡単に印刷できるようになっています。

【顧客情報登録】コンビニ決済を行うお客さまの情報を登録する

オンライン集金管理ツール「あつ丸」の顧客情報登録画面

顧客情報登録画面

テストが終わりましたら、いよいよコンビニ決済の開始です。弊社のオンライン集金管理ツール「あつ丸」を使って、払込票の印刷を行っていきましょう。

払込票を作成するために、まずは新規のお客さまのお名前ご住所など基本情報を「あつ丸」に登録します。

一度登録すれば、次回からは入力不要です。たとえば、年に1度会費を回収用途でお使いの場合は、一度お客さまの登録すれば次回の回収時には、すでに登録してあるお客さま情報を利用して払込票の作成ができます。

オンライン集金管理ツール「あつ丸」 顧客情報登録を見る

【集金データ作成】コンビニ払込票の印刷に必要な情報を登録する

オンライン集金管理ツール「あつ丸」の集金情報入力画面

集金情報入力画面

コンビニ決済のバーコード情報に必要な情報(集金データ)を登録します。具体的には、金額、商品名、支払期限日など請求に関する情報を登録します。

通信販売などにご利用の場合は、ここで購入商品の明細を入力しておけばコンビニ払込票を明細書としてお使いいただけるようになっています。

また、エクセル等にて顧客情報登録・集金データ作成をまとめて作成し、オンライン集金管理ツール「あつ丸」にアップロードすることも可能です。一度に多くのお客さまのデータを「あつ丸」に登録したい場合には、こちらの方法がおすすめです。

オンライン集金管理ツール「あつ丸」 集金データ作成を見る

【払込票印刷】コンビニ払込票をプリンタを使って印刷する

オンライン集金管理ツール「あつ丸」の払込票印刷画面

払込票印刷画面

コンビニ払込票の印刷も、「あつ丸」から行います。

といっても、印刷は「あつ丸」の払込票印刷画面を開いて、「印刷」のボタンをクリックするだけ。簡単ですよね。これで、先ほど集金データを作成したお客さまの払込票が印刷されます。

オンライン集金管理ツール「あつ丸」 払込票印刷を見る

【集金結果確認】お客さまのお支払い状況を確認する

貴社のお客さまがコンビニでお支払いされた翌営業日16時以降より、「あつ丸」上でお支払い結果を簡単に確認することができます。

結果確認画面の「速報」「確定」の違いはなに?

オンライン集金管理ツール「あつ丸」のお支払い結果確認画面

お支払い結果確認画面

ここで、上の画面キャプチャの「入金状況」の欄にある「未収納」「速報」「確定」の違いについてご紹介しておきたいと思います。

未収納
そのままですが、払込票を発行してお客さまに、まだお支払いいただいていない状態です。
速報
お客さまがコンビニなどでお支払いをされた状態です。金額や支払の際に使ったコンビニ名が確認などができるようになります。極めてまれにですが、お客さまが所持金不足でレジにて支払をキャンセルされた場合などは、「速報取消」という状態になります。
確定
お客さまが”確実に”お支払いしましたよ、というデータがコンビニなどから送られてきた状態です。速報データから約5営業日後に確認できるようになります。弊社から貴社への振込は、この確定データを元にしています。
  • コンビニにより異なります
オンライン集金管理ツール「あつ丸」 払込票印刷を見る

まとめ ― 専用機器の購入は不要。コンビニ決済の導入は簡単です

以上が、大阪ガスファイナンとコンビニ決済代行サービスをご契約していただいた後の流れです。コンビニ決済の導入までに何が必要か、お分かりいただけましたでしょうか。

導入までに必要なものは3つだけ。

  1. 審査に必要な資料(登記簿謄本やカタログ、契約書など)
  2. コンビニ払込票を印刷するためのレーザープリンタ
  3. パソコン(Windowsパソコン OS:Windows7以上)

これらのものを揃えれば、簡単にコンビニ決済をご利用いただけます。ご利用料金など、さらにコンビニ決済についてお知りになりたい方は、お気軽に資料請求ください。

大阪ガスファイナンスのコンビニ決済代行サービスで不定期の集金をもっと簡単に、効率的に

コンビニ決済代行サービスは、全国のコンビニエンスストアやゆうちょ銀行・郵便局にて、貴社のお客さまに料金のお支払いをいただくサービスです。顧客情報の登録から払込票の印刷、集金結果の確認まで、貴社で今お使いのパソコン・プリンタにて行っていただけます。請求したい時にすぐに払込票の発行ができますので、さまざまな集金業務に便利にご利用いただけます。

  • ゆうちょ銀行・郵便局でのお支払い機能はオプションサービスです。
1.振込み票発行(貴社→お客さま) 2.お支払い(お客さま→各コンビニ) 3.収納データ集金代金振込(各コンビニ→大阪ガスファイナンス) 4.収納データ集金代金振込(大阪ガスファイナンス→貴社)
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