よくわかる集金代行サービス口座振替とは？　集金方法とメリット

口座振替とは？

口座振替とは、公共機関や事業者などが金融機関に依頼し、お客さまの口座から請求金額を引き落し、指定の口座に”振り替え”てもらうサービスのことです。継続的に請求金額を回収する場合に利用されることが多い集金手段です。

お客さまにとってもメリットが多い支払手段であり、初めに口座振替届出書を提出すれば、その後は自動的に自分の口座から請求金額が引き落とされ、支払に煩わされることがなくなるため、多くの方に認知され、利用されています。

毎月の家賃や利用料金、月謝など、継続的な代金回収を行う企業さまには、一番最初に検討していただきたい集金代行手段です。

「口座振替」「自動引き落とし（自動振替）」と「口座振込」の違いは？

「口座振替」「自動引き落とし（自動振替）」「口座振込」など、集金代行サービスを検討しているといくつかの似た言葉が出てくると思いますが、「口座振替」「自動引き落とし（自動振替）」と「口座振込」では行っている内容が違います。

まず「口座振替」は指定口座からもうひとつの指定口座にお金を振り替えることです。お客さまにとってはご自身の口座から自動的に代金が引き落とされることになりますので、「口座振替」のことを「自動引き落とし（自動振替）」と呼ぶこともあります。 一方、「口座振込」は指定された口座に、お客さま自ら入金することです。

つまり、「口座振込」は金融機関に口座を持っていないお客さまでもお金を支払うことが可能ですが、「口座振替」はお客さまがどこかの金融機関に口座を持っていなければできません。

また、一般的には以下のような違いがあります。

口座振替、自動引き落とし（自動振替・自振）

毎月など継続的に口座間の振替が行える。事前に口座振替届出書を金融機関に提出するなどの手続きが必要。

口座振込

基本的には都度お客さまに振込の手続きを行ってもらう必要がある。事前の手続きは必要なし。銀行窓口はもちろん、ATMやネットバンキングなどで簡単に行える。

ですので、継続的な集金には「口座振替」、一度きりの集金には「口座振込」が最適です。

「口座振替」導入のメリット

口座振替の導入には、貴社と貴社のお客さまの双方にメリットがあります。

貴社のメリット

• 口座からの自動振替により、集金業務の負担軽減。訪問集金に掛かっていた交通費や人件費などが削減できる。また、お客さまより貴社口座へお振り込みの際に、貴社にて振込手数料を負担されている場合には、振込手数料の軽減が期待できる。
• 振替日の3営業日後には、すべての集金結果が一覧で確認できるので、入金確認作業が簡単になる。
• 口座振替回収率は、約97％（2020年度実績）。訪問集金や振込入金よりも回収率の向上が期待できる。

貴社のお客さまにとってのメリット

• 毎月銀行に行き振込みをする煩わしさがなくなる。　
• 初めに口座振替届出書を金融機関に提出すれば、その後は自動で指定口座から代金の引き落しがされるので、支払を忘れてしまうことがなくなる。
• 誤って他の口座に振り込む、振り込みの金額を間違うなどのミスが起こらない

まとめ

以上、口座振替についてとその導入メリットをご紹介しました。特に集金業務の効率化を図りたいという企業さまや個人事業主さまにおすすめの集金手段です。

大阪ガスファイナンスの口座振替サービスは、年1回、請求1件からでもご利用が可能ですので、中小企業さまや個人事業主さま、これから事業を始められる方にも安心して導入いただけます。詳しくは「口座振替代行サービス」をご覧ください。