WEB口座振替の導入費・運用費の相場と
手数料負担者

本記事では、WEB口座振替の「導入費・運用費の相場」と「手数料負担者」についてわかりやすく解説します。

WEB口座振替の利用にかかる費用は、大きく分けると「導入時」にかかる費用と「運用時」にかかる費用があります。

導入時にかかる費用としては、「初期費用」「口座登録手数料」が、運用時にかかる費用としては「月額費用」「振替手数料」が主なものとして挙げられます。

WEB口座振替の導入費・運用費の相場と手数料負担者
WEB口座振替の導入費と運用費

生徒50人の学習塾がWEB口座振替を導入した場合の運用コストをシミュレーションしてみると

WEB口座振替の導入費・運用費シュミレーション

なお、「WEB口座振替」の概要に関しては下記記事でご確認ください。

関連記事:WEB口座振替のメリット・デメリットと導入方法&事例を解説

この記事の目次

  1. 1.WEB口座振替の導入費と運用費の相場
  2. 2.振替手数料はどちらが負担?「口座振替」と「銀行振込」の違い
  3. 3.WEB口座振替サービスを導入するメリット・デメリット
  4. 4.中小規模事業者におすすめしたいWEB口座振替サービス

1.WEB口座振替の導入費と運用費の相場

WEB口座振替の導入費と運用費の相場は以下のとおりです。

<WEB口座振替の導入費と運用費の相場>

項目 費用相場
導入費
システム導入時や契約時に一回限り発生する費用です。
初期費用 0円〜1,000,000円程度
口座登録手数料 1件あたり0円〜500円程度
運用費
サービスを利用している期間、継続的に発生するランニングコストです。
月額費用 0円〜4,000円程度
振替手数料 1件あたり80円〜150円程度
(or決済額の0.5%~3.5%)

まずはWEB口座振替を導入する時や、利用者が契約する時にかかる導入費用ついて解説します。

1-1.導入費について

導入時にかかる費用は「初期費用」と「口座登録手数料」があります。

1-1-1.初期費用

<初期費用の相場>

0円〜1,000,000円程度

※初期費用無料の集金代行会社もあり。
※事業者側のシステム改修が発生するケースもあり。

初期費用とは「WEB口座振替サービスを導入する際にかかる費用」で、契約料や集金代行システムの導入費、セットアップ費用等が含まれます。
初期費用の幅は広く、集金代行会社や導入するサービスの規模によって様々です。
初期費用が無料のケースもあれば、大規模なシステム連携が必要となり、事業者側のシステム改修が100万円を超えるケースもあります。

1-1-2.口座登録手数料

<口座登録手数料の相場>

1件あたり0円〜500円程度

口座登録手数料は新規利用者の口座情報を登録する際にかかる手数料です。
口座情報の登録は一度完了すれば、次回からは不要な手続きであるため、初期費用にあたります。
次にサービスを利用している期間に継続してかかる運用費について解説します。

1-2.運用費について

運用費は「月額費用」と「振替手数料」があります。

1-2-1.月額費用

<月額費用の相場>

0円〜4,000円程度

月額費用とはシステムの利用や維持のために毎月発生する固定費です。
相場としては、概ね「4,000円」程度になります。

● 課金パターン

月額費用は「利用のない月にも課金されるか」が大きなポイントです。

<集金代行会社が採用する月額費用について>

パターン① 利用の有無にかかわらず、毎月一定のシステム利用料が発生します。
パターン② 利用があった月のみ基本料金がかかります。

例えば、ビジネスを立ち上げたばかりで毎月の請求件数が不安定な時期は、パターン②を選ぶとよいでしょう。
大阪ガスファイナンスの口座振替サービスは年1回、1件からでも利用可能で、月額費用も利用がなかった月は無料です。
年に1度のOB会費や、事業を始めたばかりで件数が少ない事業者、個人事業主も利用しやすいです。

1-2-2.振替手数料

<振替手数料の相場>

定額の場合、1件あたり80円〜150円程度
定率の場合、引き落とし金額×0.5%~3.5%程度

振替手数料は1件ごとの引き落としにかかる手数料で、利用者数が増えるたびに加算されます。
相場としては、概ね「1件あたり80円〜150円」程度です。

● 定額と定率

振替手数料には、「定額」と「定率」があります。

<「定額」と「定率」について>

定額 引き落とし1件ごとに固定額が発生します。
家賃や会費など、請求金額が高めのサービスに適しています。
定率 1件あたりの引き落とし金額0.5%〜3.5%の割合で手数料が決まります。
未回収リスクを集金代行会社が負う代償として、金額に応じた手数料が設定される場合が多いです。

将来的な事業の成長を見据え、件数が増えても負担になりにくい単価設定を選ぶのがおすすめです。

2.振替手数料はどちらが負担?「口座振替」と「銀行振込」の違い

口座振替の手数料は

基本的に事業者が負担します。

口座振替は「事業者が代金を回収する」仕組みであるため、振替手数料は事業者が負担するのが一般的です。
一方、利用者が手数料を負担するのは「銀行振込」です。
以下で違いを比較してみましょう。

「口座振替」と「銀行振込」の違い

「口座振替」と「銀行振込」は構造が真逆になります。

<「口座振替」と「銀行振込」の比較表>

比較項目 口座振替 銀行振込
振替手数料の負担 事業者が払う 利用者が払う
入金確認 システムで一括確認 1件ずつ手動で照合
未回収リスク 低い(残高不足のみ) 高い(振込忘れ、遅延)

口座振替は一見コスト増にみえますが、振込確認の事務人件費を削減できるため、トータルでみるとコストが下がる場合が多いです。

3.WEB口座振替サービスを導入するメリット・デメリット

WEB口座振替を導入すると、事業者(お金を受け取る側)と利用者(お金を払う側)にとって、以下のメリット・デメリットがあります。

<WEB口座振替のメリット・デメリット 比較表(口座振替依頼書での口座振替との比較)>

【メリット】 【デメリット】
事業者
  • ・申込から登録完了までのリードタイムが早く、登録結果が翌日中に確認できる
  • ・印鑑相違等の不備対応が不要になるなど事務作業が効率化し、人件費削減につながる
  • ・口座振替依頼書の郵送代を削り、経費削減につながる
  • ・リアルタイムで口座登録でき、途中離脱の防止になる
  • ・利便性が高く、利用者の拡大が期待できる
  • ・他の決済手段より早く導入出来て、手数料が安い
  • ・導入コストがかかり、既存システムとの連携が必要になる場合がある
  • ・対応していない金融機関があるので代替が必要になる(法人口座は大半の金融機関が対応不可)
  • ・WEB操作に不慣れな利用者にはフォローが必要となる
  • ・WEB手続きへの不安で敬遠する利用者もいる
利用者
  • ・24時間、どこからでも簡単に申請できる
  • ・最短で申込当月から利用開始できる
  • ・書類(口座振替依頼書)の不備による再提出のストレスがない
  • ・印鑑が不要になる
  • ・自分が利用している銀行が対応していない場合がある
  • ・銀行のパスワード等を知っておく必要がある
  • ・フィッシング詐欺など遭わないように、セキュリティ対策の自己防衛はかかせない

事業者にとっては、比較的導入が簡単で手数料が安いので、中小規模事業者が利用しやすい決済手段です。
利用者にとっては、紙の申込書に記入したり、銀行印を押したりする手間がなく、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも簡単に手続きが行えます。

主要な決済手段 比較表

口座振替と主要な決済手段を、複数の切り口で比較してみます。

WEB口座振替は特に手間・コスト面が優れた決済手段ですが、総合的に見ても隙が無い手段であると言えます。

<口座振替手続き 主要な決済手段との比較表>

比較項目 口座振替 クレジットカード決済 銀行振込 コンビニ決済
WEB 紙
手数料負担者 事業者 事業者 事業者 利用者 事業者または
利用者
口座登録手数料(目安) 中 低め なし なし なし
振替手数料(目安) 低め 低め 高め
(決済金額により異なる)
中 中
回収の確実性 高い 高い ほぼ確実 低い
(払い忘れあり)
中
(未払いのリスクあり)
顧客の手間 最初の一回のみ 書類作成・郵送 最初の一回のみ 毎回の手続き 毎回、店舗へ行く
請求スピード 申込当月 1ヶ月〜2ヶ月 数日〜1ヶ月 即時(振込後) 数日〜2週間
事業者の事務負担 少ない 多い 少ない 多い 多い

上記の「メリット・デメリット」「主要な決済手段との比較」について、下記記事で詳しく解説しています。

関連記事:WEB口座振替のメリット・デメリットと導入方法&事例を解説

4.中小規模事業者におすすめしたいWEB口座振替サービス

中小規模事業者におすすめしたいWEB口座振替サービスは大阪ガスファイナンスです。
その理由は、

  • システムやWEB画面の開発がなく導入できるので導入費が抑えられる
  • 汎用性の高いシステムをそのまま導入するだけなので、短期間で導入できる
  • 年に1回、1件の口座振替でも利用できる
  • Daigasグループならではの強固なセキュリティと、安定したシステム品質を備えている

したがって、以下のような事業者に大阪ガスファイナンスのWEB口座振替サービスは適しています。

  • 事務担当者が少ない中小企業
  • IT担当者がいない、またはリソースが限られている中小企業
  • できるだけ早く導入を開始したい中小企業
  • 事業を始めたばかりで振替件数が少ない中小企業
  • 個人事業主

特にWEB口座振替は、手数料の安さから中小企業に向いている決済手段ですが、大阪ガスファイナンスのWEB口座振替サービスは、導入コストの低さや、使いやすさ、困ったときのサポート体制の充実という点において、多くの中小企業の皆様に選ばれています。

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